iseeit.jp 資格試験

情報通信技術関係、金融関係、会計関係、法律関係のそれぞれの分野の中級程度のスキルレベルの資格試験合格を目指し、維持していこうと思います。

知的財産管理技能検定の最近のブログ記事

知的財産管理技能検定の Web サイト http://www.kentei-info-ip-edu.org/ において、以前より、第5回試験(2009年11月15日実施)より2級・3級実技試験の解答方式を、マークシート方式から記述方式に変更することが告知されていました。

そして、2009年10月2日に、この実技試験(記述方式)の詳細について発表がありました。

内容については、知的財産管理技能検定の Web サイトのほか、過去に知的財産管理技能検定を受検申込された方や、2009年10月4日現在で、2009年11月15日実施の第5回知的財産管理技能検定2級・3級にお申し込みの方には、メールでも通知されているようです。

わたしのところにもこのメールが届きました。

 

Web ページで内容をみてみました。問題形式は次の4種類の予定とあります。

  • 選択式問題
  • 語句記入問題
  • 計算問題
  • 思考過程を問う問題

さらに、Web ページでは、各問題形式のサンプルも公開されています。

実際には、サンプル問題より難易度の高い問題も出題されることが予想されますが、大部分の問題の出題において、この4種類が採用されることになるのでしょう。

 

今回の実技試験(記述方式)への変更は、受検者の方の試験対策としての学習方法や受検計画などに影響しているのではないでしょうか。健闘をお祈り致します。

 

TAC 出版より、知的財産管理技能検定の2級学科試験にむけて、問題集が発行されています。

 

知的財産管理技能検定2級学科スピード問題集過去問+予想問 2 (2010)

Amazon.co.jp の商品詳細ページリンク)

 

2009 年 1 月に 2009 年度版が発行されています。本書はそれに続く 2010 年度版となっています。

2009 年度版と比較すると、過去問題の分析がより進められているようです。過去問題の収録も多くなっています。その点で、充実した内容になっていると思います。

本書の特徴は、全ての問題に「さらにこんな選択肢がでたら?」という予想選択肢も追加して、その解説もあることです。重要テーマに関してさらに知識をチェックすることができます。

収録されている「予想問題」についても過去問題の分析により見直されているようです。

 

過去問題の分析により重要テーマの絞り込みが行われ、その重要テーマに関する過去問題、予想選択肢、予想問題、そしてそれぞれの解説が収録されています。

2級学科試験で、過去と同じ問題が出題されるのは、ほんの数問です。それでも、過去問題から出題傾向を分析することは学科試験合格に向けてとても意味のあることと思います。そのような点からすれば、本書で学習する意味もありそうです。そのうえでテキストを読み進めていくことによって、理解も深まり、学科試験合格への自信が得られそうです。

 

なお、3級学科試験にむけても問題集が発行されています。

 

知的財産管理技能検定3級学科スピード問題集過去問+予想問 2 (2010)

Amazon.co.jp の商品詳細ページリンク)

 

知的財産管理技能検定の Web サイト http://www.kentei-info-ip-edu.org/ において、以前より、第5回試験(2009年11月15日実施)より2級・3級実技試験の解答方式を、マークシート方式から記述方式に変更することが告知されています。

「選択式問題に加え、語句記入問題、計算問題のほか、思考過程を問う新しい問題形式が導入される予定」とされています。あわせて、2級・3級の実技試験サンプル問題も公開されています。

 

また、「職種は異なりますが、問題形式については、同じ技能検定の一種で、既に記述方式を導入している「ファイナンシャル・プランニング技能検定」の問題形式を参考にする予定です」ともあり、その問題のリンクも公開されています。

このファイナンシャル・プランニング技能検定の実技試験の形式を参照してみます。

選択肢や語群の中から記号や数字を記入する形式、◎×を記入する形式、計算結果を記入する形式、語群の中から語句を記入する形式などがあります。

 

サンプル問題などは、あくまでもサンプルですので、実際にどのような形式が採用されるのかは、試験が実施されるまでなんともいえなさそうです。

知的財産管理技能検定の Web サイト http://www.kentei-info-ip-edu.org/ によると、知的財産管理技能検定の法令基準日は、「試験日の6ヶ月前の月の1日現在で施行されている法令等に基づく」としています。

2009年11月15日実施予定の第5回試験における法令基準日は、2009年5月1日。

この点で考慮しておいたほうがよさそうなのが、平成20年の「特許法等の一部を改正する法律」の施行日。

「特許・商標関係料金の引下げ」は、平成20年6月1日施行。

「料金納付の口座振替制度の導入」は、平成21年1月1日施行。

「通常実施権等登録制度の見直し」、「不服審判請求期間の見直し」、「優先権書類の電子的交換の対象国の拡大」は、平成21年4月1日施行。

特に、「通常実施権等登録制度の見直し」と「不服審判請求期間の見直し」については、これまでの学習に影響が出やすそうです。

 

これらの最新内容を確認するには、特許庁の Web サイト http://www.jpo.go.jp/ の「広報」や「サポートデスク」などにおいて、説明資料などが公開されていますので、利用をおすすめします。

受検に向けて書籍を購入する場合は、その書籍の発行日や改訂状況などを確認することをおすすめします。

 

2009 年 7 月 12 日に実施される知的財産管理技能検定(第4回)の受検申請は、「郵送申込・団体申込」についてはすでに締め切られており、「Web申込」が 2009 年 6 月 10 日までとなっています。

知的財産権利技能検定の Web サイト http://www.kentei-info-ip-edu.org/ にて受検申込が受付けられています。

Web申込」の場合、受検票は、後日メールで通知される Web ページから自身でプリントアウトし、これを試験日に持参します。また、結果もメールで通知される Web ページで確認します。

受検申込者は、毎回増加しているようで、注目度は高いようです。この知的財産管理技能検定試験の合格者は、「知的財産管理技能士」と称することができます。また、この知的財産管理技能士向けの知的財産管理技能士センター登録制度、および、知的財産管理技能士センター登録者に向けたフォローアップサービスも実施されています。

わたしは、2008 年 11 月の第2回試験で3級を受検して合格し、さらに 2009 年 3 月の第3回試験で2級を受検して合格しました。

2級試験は、3級試験と比べるとかなり難易度が高くなります。2級試験に向けては、知的財産教育協会編の「知的財産管理技能検定2級テキスト」全3巻がもっとも適していると感じます。よりリーズナブルに・・・とお考えであれば、特許庁や文化庁、経済産業省、農林水産省、税関、などの知的財産権に関する Web ページにも最新の資料や解説がありますので、こちらを利用してみては・・・とも思います。

試験問題の出題傾向をつかむために、過去問題はとても参考になると思います。出題範囲は広範囲ですので、過去問題は学習を進めていくうえでの重点ポイントをつかむ目安になると思います。

知的財産権利技能検定の Web サイト http://www.kentei-info-ip-edu.org/ では、最新回の過去問題が公開されています。いま現在は、2009 年 3 月試験の問題と解答が公開されています。

 

知的財産教育協会の Web サイト http://ip-edu.org/ によると、2009 年 4 月 22 日より、日本ユニシスが運営する知財力 UP サイト「iPowerStationhttps://ipower.unisys.co.jp/ipportal/ のサービス提供が開始され、知的財産管理技能士はこのサービスの一部を特別会員として無料で利用することができるようになりました。

以前より、知的財産教育協会では、日本ユニシスと共同で知的財産管理技能士向けのフォローアップサービスを行うことを公表していました。

「iPowerStation」の機能のうち、特別会員として登録した知的財産管理技能士が利用できるのは、現在のところ、スキルレベル測定について5アイテムと、スキルアップ・実務練習(Virtual-OJT)についての5アイテムとなっています。

特別会員として登録するには、合格証書にある技能士番号が必要となります。

 

この発表の日 2009 年 4 月 22 日は、第3回知的財産管理技能検定試験の合格発表日でもありました。

わたしは、2級試験を受検して、結果は合格でした。

2日後に合格証書が届き、さっそく、「iPowerStation」に特別会員として登録しました。

書店で目にとまった知的財産管理技能検定2級試験用の問題集です。2009 年 1 月発売の新刊です。

 

知的財産管理技能検定2級学科スピード問題集過去問+予想問 2 (2009)
(Amazon.co.jp)

知的財産管理技能検定2級実技スピード問題集過去問+予想問 2 (2009)
(Amazon.co.jp)

 

立ち読みで軽く内容をみてみました。

収録されているのは、基本的な事項(テーマ)に関する問題が多く取り上げているように感じられました。ただ、おもしろいと思ったのが、「さらにこんな選択肢がでたら?」。例題で取り上げられている事項(テーマ)に関して、肢が拡張されています。関連性と広がりを意識しながらのスキルチェックに利用できそうです。

この問題集だけで試験には十分か?というと、そうでもないように思えますが、基本問題は確実に正解したいと考えるならば、よいトレーニングになりそうです。

第3回 知的財産管理技能検定に向けて

第3回 知的財産管理技能検定が、2009 年 3 月 8 日(日)に実施される予定です。現在は、郵送申込は締め切られ、Web 申込のみが受付られています。

国家試験 知的財産管理技能検定の Web サイト
http://www.kentei-info-ip-edu.org/

また、上記の Web サイトにて、過去2回の試験問題と解答が公開されています。

わたしは、2008 年 11 月 9 日に実施された第2回試験で、3級に合格しました。そして、次の第3回試験で2級を受検する予定です。実務経験等がないので、3級試験合格が2級試験の受検資格となります。

2級試験の過去問題をみてみたのですが、3級試験と比べると格段に難易度が上がります。

独学を前提として、2級試験テキストとしては、知的財産教育協会編の『知的財産管理技能検定2級テキスト』(全3巻)が、過去問題を見る限り、出題との相性が良いと感じられます。

ただ、この全3巻をそろえると1万円近くの出費になり、今のこのような時期でのこの出費額は、わたしとしては痛手です。なお、2級試験の受検料は、学科試験・実技試験あわせて1万5千円です。

3級試験の受検のときは、とりあえず手元にある、この試験とはまったく縁のない、知的財産法のテキストで学習していました。

知的財産法 第4版 (有斐閣アルマ)
(Amazon.co.jp のリンク)

知財法の本をちょっと読んでみようかと軽い気持ちで購入していた書籍です。それでも、3級試験はなんとかなるだろうと思っていたところ、3級試験はなんとかなりました。しかし、2級試験にむけては過去問で出題傾向を読み取りながら、注意深く読み返して・・・。やはり、受検用テキストを選んだほうが、効率が良いでしょう。

いまのところ、わたしはこのようなことを思いながら、第3回試験の受検に向けて学習を進めています。

 ⇒ affiliated with
 (2011.08.28 21:00)