DOA(Data Oriented Approach:データ中心アプローチ)のモデリング技法である DFD(Data Flow Diagram)の簡単な例が次のような図になります。
この例に「プロセス-E」を追加してみます。「プロセス-E」は「データストア-X」と「データストア-Y」を参照します。
果たして、このような「プロセス-E」は最適な方法なのでしょうか?
DFD 上のプロセスから見ると、データストアは、プロセス間のインターフェースになっているともいえます。このような考え方ですべてを進めてしまうと、DBMS への負荷が高くなることが予想されます。また、データストアが別々のデータベースである場合や別々のネットワークである場合、対応が複雑になることが予想されます。
条件にもよりますが、たとえば次のようなアプローチも自然に発想できそうです。