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現在価値入門では、1 年後の将来価値から現在価値を計算しました。
引き続いて、1年を超える長期資産の将来価値から現在価値を計算してみます。
たとえば、2 年間投資すると、2 年後には 121 万円が受け取れるものとして、その間の年利、つまり、年ごとの金利が 10 %だとします。
現在価値 (PV) | = | 121万円 | = | 100万円 |
(1+0.1)2 |
複数年後の資産の現在価値(PV)の計算式は次のようになります。
現在価値 (PV) | = | 将来価値 |
(1+割引率)年数 |
ここでの割引率は年率になります。
現在価値入門、純現在価値入門に続いて、この Web ページでは、複数年後の資産の現在価値(PV)の計算を取り上げました。
この次のステップとしては、DCF(discounted cash flow:割引キャッシュフロー)法を取り上げてみたいと思います。