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複数年後の資産の現在価値

複数年後の資産の現在価値とは

現在価値入門では、1 年後の将来価値から現在価値を計算しました。

引き続いて、1年を超える長期資産の将来価値から現在価値を計算してみます。

たとえば、2 年間投資すると、2 年後には 121 万円が受け取れるものとして、その間の年利、つまり、年ごとの金利が 10 %だとします。

現在価値 (PV)121万円100万円
(1+0.1)2

複数年後の資産の現在価値(PV)の計算式は次のようになります。

現在価値 (PV)将来価値
(1+割引率)年数

ここでの割引率は年率になります。

上記の現在価値(PV)の計算を試してみましょう

入力文字は、半角文字のみで、数字、カンマ(,)、ピリオド(.)です。

割引率は、小数点以下4位までが有効です。

結果は、この下段に表示されます。

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将来価値:
円(1~999,999,999,999)
割引率:
% (0.0001~999.9999)
年数:
年(1~12)
 

この次のステップ

現在価値入門純現在価値入門に続いて、この Web ページでは、複数年後の資産の現在価値(PV)の計算を取り上げました。

この次のステップとしては、DCF(discounted cash flow:割引キャッシュフロー)法を取り上げてみたいと思います。

ファイナンシャル・プランニング
6つの係数

終価係数 : 元本を一定期間一定利率で複利運用したとき、将来いくら になるかを計算するときに利用します。

現価係数 : 将来の一定期間後に目標のお金を得るために、現在いくら の元本で複利運用を開始すればよいかを計算するときに利用します。

年金終価係数 : 一定期間一定利率で毎年一定金額を複利運用で 積み立て たとき、将来いくら になるかを計算するときに利用します。

年金現価係数 : 元本を一定利率で複利運用しながら、毎年一定金額を一定期間 取り崩し ていくとき、現在いくら の元本で複利運用を開始すればよいかを計算するときに利用します。

減債基金係数 : 将来の一定期間後に目標のお金を得るために、一定利率で一定金額を複利運用で 積み立て るとき、毎年いくら ずつ積み立てればよいかを計算するときに利用します。

資本回収係数 : 元本を一定利率で複利運用しながら、毎年一定金額を一定期間 取り崩し ていくとき、毎年いくら ずつ受け取りができるかを計算するときに利用します。

積み立て&取り崩しモデルプラン

積立金額→年金額の計算 : 年金終価係数、終価係数、資本回収係数を利用して、複利運用で積み立てた資金から、将来取り崩すことのできる年金額を計算します。

年金額→積立金額の計算 : 年金現価係数、現価係数、減債基金係数を利用して、複利運用で将来の年金プランに必要な資金の積立金額を計算します。

ファイナンシャル・プランニング
債券利回り計算(単利)

最終利回り計算(単利) : 債券を購入時点から、最終償還日まで保有していた場合に得られる収益の利回りを単利にて計算します。

所有期間利回り計算(単利) : 債券の購入時点から、最終償還日前の売却時点までの所有期間に得られる収益の利回りを単利にて計算します。