2009年11月15日に日商簿記2級を受検しました。試験にむけて学習を始めたのが2009年5月。テキストと問題集を購入して独学です。わたしの学習方法を振り返ってみます。
購入したテキストと問題集は3冊。2級試験の範囲は幅広くなります。試験合格に必要最低限の知識が盛り込まれて解説されていることや、試験日までに3度はすべてを読みきれるボリュームであることに着目しました、学習費用を低価格に抑えるために、それぞれの価格にもこだわりました。
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サクッとうかる日商2級工業簿記テキスト(Amazon.co.jp の商品詳細ページリンク)
日商簿記2級問題演習(TAC出版 / 2008年) なお、最新刊は、
プラス8点のための問題演習 日商簿記2級(Amazon.co.jp の商品詳細ページリンク)
このほか、資格の大原 http://www.o-hara.ac.jp/ にて無料で配布されている過去問題集も利用させていただきました。
今回購入したテキストと問題集は、どれもわかりやすく、解説が丁寧でした。繰り返して読み進めることによって、試験で満点まではいかないにしても、合格点には届きそうな感触でした。
約6ヶ月の試験準備期間の前半は、テキスト全体を数度読み込みました。後半は問題集中心としました。
学習をはじめた当初は、工業簿記への関心は薄かったのですが、徐々に原価計算への興味が強くなり、工業簿記の学習に力が入りました。
試験では満点をとるのは難しいことがわかっていましたので、工業簿記でできるだけ得点を稼いで、ぎりぎり合格を目指すことにしました。
問題演習と過去問題でわかったことが2点。1つのミスが得点において連鎖し、致命的となりやすいことと、試験時間2時間に対して試験問題全体のボリュームが大きいこと。この時間を気にすることによって、さらにミスを誘発します。この対策としては答練を繰り返すこととなりそうです。
わたしの場合、問題演習にかける時間が不足していると感じられました。そして、そのまま試験本番となりました。
試験本番での作戦は、工業簿記に力を入れていましたので、工業簿記の問題でミスを減らして高得点を目指して、商業簿記の問題で合格に必要な得点を補うことにしました。
本番での解答順は、工業簿記の問5、問4、商業簿記の問2、問1、最後に問3、としました。これまでの問題演習で比較的ミスが多かった商業簿記の問1と問3を後回しにすることにしました。
今回の試験本番では、工業簿記の問5、問4、商業簿記の問2で思ったよりも時間がかかったような感じがして、商業簿記の問1と問3では試験終了時間がだいぶ気にかかりました。そして、焦燥(あせり)から、基本的な事項でいくつかミスしてしまいました。
今回の試験結果はまだ先で、2009年12月の予定です。