商工会議所の検定試験の Web サイト http://www.kentei.ne.jp/ によりますと、「商工会議所簿記検定試験出題区分表」を改定し、日商簿記検定の平成 21 年 6 月(第 122 回)試験より適用することになっています。
この「区分表」は、「簿記検定試験の出題の基礎的な指針」として制定されています。「簿記検定試験が現時点において確定している新会計基準の設定・改正に対応したものになるよう」に見直されたとのことです。この背景には、国際財務報告基準(IFRS)のコンバージェンス(国際的収れん)の動きによるところが大きいようです。
今回の改定でよくいわれているのが「後入先出法の廃止」です。
簿記検定は、注目度の高い資格試験で、たくさんの受験書が発行されています。これにあわせて改訂版も発行されていますので、これから購入する際には確認してください。