高速無線通信を実現する技術としてWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)が注目されています。
WiMAXは、最大通信速度が約75Mbps、通信可能距離が約10km(最大出力で約50km)。FWA(Fixed Wireless Access:固定無線アクセス)の用途のほかに、移動体向けのモバイル通信での利用も考えられています。(モバイルでは、最大通信速度が約15Mbps、通信可能距離が最大約3km。)
WiMAXについては、固定向けの方式とモバイル(移動端末)向けの方式がそれぞれ規格化されています。現在では、IEEE 802.16-2004がWiMAX、IEEE 802.16eは特にMobile WiMAXといわれます。