iseeit.jp 情報通信技術

『情報通信技術』に関するスキルのほかに、『情報セキュリティ』に関するスキルも重点テーマです。また、特に今後の『高速モバイル通信』と『インターネット』に注目していきます。

スリーウェイハンドシェイク

スリーウェイハンドシェイク(3 way handshake)は、TCP のコネクションを確立する手順のことをいいます。3ステップからなることからこのように呼ばれます。

 

1.送信側のホストから受信側のホストへ SYN パケットが送信されます。

2.受信側のホストから送信側のホストへ SYN - ACK パケットが送信されます。

3.送信側のホストから受信側のホストへ ACK パケットが送信されます。

 

SYN は、TCP ヘッダ内にフラグフィールドとしてあります。「コネクションの確立を要求する」という意味です。

また、ACK も、TCP ヘッダ内にフラグフィールドとしてあり、「確認応答」という意味です。

 

ちなみに、手順の2番目において、受信側のホストからは、SYN フラグと ACK フラグの立ったパケットが送信されることになります。

このことは、受信側のホストからは、送信側のホストへ ACK の返信と同時に、SYN による接続確立要求の送信を行っていることになります。このような返信とともに他の通信データ(通信要求)を同じパケットで送信することは、ピギーバックといわれています。

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 (2011.08.28 21:00)