景気は変化し続けていて、好景気(景気の上昇)と不景気(景気の下降)を繰り返しています。この景気の繰り返しのことを、景気循環といいます。
もっとも景気の良い時を景気の山、もっとも景気の悪い時を景気の谷といいます。景気の山と景気の谷は、景気の変化の転換点でもあります。
内閣府 http://www.cao.go.jp/ の景気統計では、景気基準日付を設定しています。景気循環などの転換点(山・谷)となった日付になります。
景気基準日付に関して、内閣府からの直近の発表として、平成21年 1月29日に「第14循環の景気の山を 2007(平成19)年10月に暫定設定しました。」というものがありました。
第14循環は、2002(平成14)年1月(景気の谷)からの期間のものです。
今年2009年3月に景気の谷という見方もあるようです。すると現在は次の第15循環に入ったのでしょうか?もうちょっと先にならないと、わからないことのようです。
> 2010年6月8日に追記
内閣府 http://www.cao.go.jp/ は、平成22年6月7日に「第14循環の景気の谷を2009(平成21)年3月に暫定設定いたしました。」としました。