景気と株価、景気と金利の関係について、一般には次のようにいわれます。
景気と株価については、景気が上向きだと株価が上昇し、景気が後退すると株価が下落します。
また、景気と金利については、景気の拡大により金利は上昇し、景気の後退により金利は下降します。
株価は、景気や企業業績の予測で動くともいわれます。不景気であってもその終わりになると景気回復期待から株価が上昇したり(不況下の株高)、好景気の終わりになると景気後退懸念から株価が下落したりします(好況の株安)。
さて、この記事の 2009年7月現在でみてみると、この4ヶ月ほどは、景気回復期待から株価が上昇しています。ただ、企業の設備投資や個人消費は、なお厳しい状況にあるともいわれています。