会社といえば、一般的には株式会社のことを指すことが多いと思います。そこで、株式会社はだれのものか?といえば、株主のものであることは、いうまでもないでしょう。
会社法に関する書籍などでは、株式会社とは、
社員の地位が株式という均等に細分化された割合的単位をとり、株式の引受価格を限度とする有限の間接責任を負うだけの会社
というのような解説がよくみられます。ここでの社員とは、株主のことを指します。
また、ファイナンスに関する書籍などでは、会社(=株式会社)は株主の利益の最大化のために経営されるもので、また、株主は経営者が会社の株式の価値を増加させることを望んでいる、というような内容のことがよくみられます。
なお、会社は、株式会社だけではないので、その場合は、異なる考え方ができそうです。